ホーム > JEMaCのご案内 > 事業活動の紹介 > 蛍光灯リサイクル推進事業
日本国民一人当たりの電球類年間消費量は一般蛍光灯類約3本と白熱電球1個で、白熱電球を蛍光灯に替えると消費電力は4分の1になり、寿命も4倍になります。
経済産業省は2012年までに家庭用白熱電球を廃止にする方針を打ち出し、各メーカーも生産ラインを廃止にするなど、ますます蛍光灯へのシフトが加速することが予想されます。
蛍光灯には水銀が含まれていることは周知の事実ですが、まだまだ廃蛍光灯類の適正処理施設は少なく、約8割が埋立や焼却による不適切な処理がなされています。
体内に入っても短時間で排出する無機水銀は無害であるとの理論により、日本は長い間廃蛍光灯類を埋立処分してきました。
しかし、世界中の科学者が無機水銀も土中のアセトアルデヒドやアセチレンと直接化合して有機水銀を生成したり、紫外線で光化学反応して有機水銀に変化することを発表しています。(「はるかなる水銀の旅」山本斌曠著(山文社))
水銀を回収せずに蛍光灯を埋め立てるとやがて水俣病の原因になったメチル水銀になって私たちの体の中に帰ってきます。
廃蛍光灯は、適正処理施設できちんと分別・破砕・水銀回収を行えば、ソーダガラス、口金部分の金属類など有用物は分離回収し、リサイクルすることが出来ます!!
特許 | 特開2001-239229 |
---|---|
出願人 | 環境省国立水俣病総合研究センター 大成建設株式会社 株式会社セフティ・サポート・サービス (共同特許11件) |
特徴 | 蛍光灯類、水銀灯など全種類処理可能。 低温で水銀を蒸発させ回収することが出来る。 |
導入実績 | 宮城県、山形県、福島県、新潟県、石川県、長野県、山梨県、群馬県、埼玉県、愛知県 |
総販売元 | 日本蛍光灯リサイクル株式会社 詳しくは、http://www.eco-jr.co.jp/recycle/index.html |